和歌山県有田町から、毎年この季節にみかんを届けてもらっている。
2011年、もう10年経とうとしているけれど、私はこの年に和歌山県御坊市に2ヶ月間、単身赴任で仕事に行った。
当時住んでいたあたりは市街地から離れた郊外で、畑や山の斜面には広大な蜜柑畑が広がっている。
さすが和歌山、果物の郷だな〜と感じていた。
ある日、車で蜜柑畑の前に差しかかると、採れたての蜜柑が無人販売されているのを見かけた。
折角、蜜柑の国に来ているのだからと思い、車を止めて袋詰めされた蜜柑を選んでいると、背後から「ありがとー!大きいの選んでいきー!」と元気な女性の声がして驚いた。農園の方らしい。
でも私はとっさに、「小さいのが好きです!」と正直に答え、小さめな方を買ってしまった。
この季節になると思い出す…大きい蜜柑はどんな味だろうと。
もちろん、小さいのは美味しかった。
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画像の蜜柑は、当時一緒に働いた同僚が、実家の有田町で蜜柑農家をしていて、その縁で毎年注文して送ってもらっているものです。
ほんとに美味しいです。