2023新春

とても久しぶりの投稿です。生きてます。

 

2023年が始まってもう一週間経ちました。

 

このブログを立ち上げてからもう数年、最近はすっかり投稿する気持ちもなくなっていたというか、意識から外れてしまっていましたが、お正月に自分のしていることをざっと考えたときに、このブログを思い出したのです。

そして、色々理由があって、また書いてみようかなと。

 

今日の朝日新聞に、安倍元首相銃撃事件の山上容疑者の話が記事になっていました。

その中で、小説家の中村文則さんの話が心に残りました。

 

中村さんの記事では、彼が襲撃を計画してから、犯行に至るまで3年、結構時間がかかっていることに思いを馳せて、ずっとためらっていたのではないかと、

 

『そしていざ、安倍さんの無防備な背中を前にして、何を思ったでしょうか。「これなら撃てる」と喜んだのか、「これでは撃ててしまうじゃないか」と絶望したのか。自分で計画しておいて矛盾していますが、恐怖もあったと思います。人を殺害することは、自分の人生をある意味終わらせる行為でもありますから』

 

また、中村さんは山上容疑者にもし面会する機会があったら、次のように伝えたいとも。

 

『安倍さんを殺害してはならなかったことはもちろん、人生を無駄にするようなことはすべきではなかったと伝えたいです。今は不幸だったとしても、その先はわからないじゃないかと。人生は、死ぬ寸前までわからないじゃないかと。』

 

 

 生きるには希望が必要です。絶望するとやけを起こしたり自害したりします。視野を広くもち、人生を大きく捉えて将来を見つめる心の柔軟さが必要だと思いました。様々な世界を誰でも生きることができる、希望です。