コーチング

昨日、仕事場で過去に研修を受けた資料をみていたら、「コーチング」という項目がありました。

「本人が自ら考え行動する能力を、コーチが対話を通して引き出す指導術」と広辞苑にあります。

 

その研修資料にあった例

Q1 あなたは、今の仕事に100%のうち、何%満足してますか?

 

Q2 __%のうち、残りの足りないところはどういうところですか?

 

Q3 具体的にどうするといいと思いますか?

  他には?

 

うーんなるほど。

でもこれは良くない例みたいです。

 

では同じ質問

 

Q1 あなたは、今の仕事に100%のうち、何%満足してますか?

 

Q2 ___%ということは、どういうところに満足してますか?

  他には?

 

Q3 100%の自分になるためにどうしたいですか?

 

たしか、このようなやりとりでした。

 

これ、前者の質問は、閉じた質問。

相手の答えが限定的になり、否定的な考えに陥りがちです。

 

一方、後者は、開いた質問。

答えが解放的になり、自由で前向きな考えになりそうです。

 

なるほど。

 

前者は、欠点に正面から向かい合わせ、後者は、おだて作戦?

 

これ、一見後者がすばらしく思えますけど、個人の成長を望むならば、

痛みを伴わずして、人間性は深まらないのではーーーと考えてしまいました。

個人的にですけれど。

 

時と場合で使い分けが必要なんでしょうね。

そこが難しいところなのでしょうけど。

 

それはそれとして、この質問、対象が仕事ではなく、他のことに当てはめて真剣に考えると厳しい!

中々答えられません。